たべる

2018.10.05【くらしコラム】うわっ…私の栄養、低すぎ…?

こんにちは。八百屋テクテクです。

 

どこかで見たようなタイトルかもしれませんが、中身はたぶん今までで一番真面目なお話です。

 

面白い要素はいっさいありません。笑

 

さて、単刀直入にいいます。

 

みなさん野菜が足りていません。

 

もっと野菜を食べましょう!

 

 

これから二つのお話をします。

 

ひとつは、日本人は野菜を食べなくなった、というお話で、

 

もう一つは、その中でも福井の人は特に野菜を食べない、というお話です。

 

なにやら目の前が暗くなるような話ですが、個人的には、「美味しいりんご特集~!」などよりも、よっぽど大事な話だと思っていますので、是非にでもお付き合いいただきたいと思います。

 

 

さて、ひとつ目の話です。

 

みなさんは、日本人とアメリカ人、どちらが多くの野菜を食べていると思いますか?

 

野菜たっぷりでヘルシー。世界的にも栄養バランスの優れた和食の国で知られる、日本。

 

かたや、バーベキューとビーフステーキとハンバーガーの国アメリカ。

 

さて、どちらでしょう?

 

 

 

 

答えは、アメリカ人です。アメリカ人のほうが、野菜食べてます。

 

意外でしたか?

 

確かに、昔のアメリカは、バランスが悪い食事でした。

 

しかし、このままじゃヤバイ! という危機感が広まったことと、

 

農業技術、流通技術などの発達により、美味しい野菜が届くようになったおかげで、

 

健康を意識した、栄養バランスのいい食事をとるようになってきたのです。

 

厚生労働省が定める、一日の野菜の摂取目標値は350gですが、

 

アメリカはこれを、最近になって達成しました。

 

一方の日本は、30年前には達成できていたのですが、

 

最近では、健康状態が一番ヤバイとされていた時のアメリカの摂取量ほどに、数字が落ち込んでしまいました。

 

アメリカ人との野菜摂取量の差は、重さに換算すると、一年でキャベツ30個分ほどにもなってしまっているのです。

 

これはヤバイですね!

 

 

 

さて、そんなヤバイ状況の日本ですが、

 

なかでも、特に野菜を食べていない、ヤバイ県があります。

 

そう、福井です。

 

 

 

 

全国の家計調査を参照しますと、福井は、軒並み野菜の購入額が低いのです。

 

キャベツや白菜、ねぎ、にんじん、ピーマンなど、下から数えたほうが早い品目がたくさんあります。

 

なんで福井県民は、こんなにも野菜を食べないのでしょうか。

 

野菜を食べてはいけないという決まりでもあるのでしょうか?

 

と思うぐらい、購入額が低いのです。

 

 

逆に、購入額が目立って高いものがあります。

 

残念ながら、野菜ではありません。でも、スーパーに行けば必ずあり、みんなたくさん買うものです。

 

何かわかりますか?

 

 

 

あげ、天ぷら、コロッケ、焼き鳥、ハム、ソーセージ、ハムカツ、その他お惣菜が、福井は軒並み高い水準なのです。

 

お総菜部門は、どの品目でも全国ひとケタ台です。

 

そのぐらい、福井県民にとって、お惣菜は手放せないものになっているのですね。

 

幸か不幸か、共働き率も全国一位です。仕事が忙しいし、野菜から料理してる暇なんかないし、出来合いのもので……という習慣が、こういう結果になっているのではないのでしょうか?

 

 

 

ついでに、ケーキや羊羹などお菓子類も購入額が上位です。お米もお惣菜も高く、生肉や生魚は平均並。野菜だけが低い。

 

とにかく、バランスが悪いんですね。

 

 

 

 

 

ところで、全国の家計調査をざーっと眺めてみますと、ある傾向が浮かんできます。

 

地元の人ほど、地元の特産品をとてもよく購入している、ということです。

 

特産品ほど、よく食べられているんです。

 

当たり前といえば、当たり前ですね。

 

福井でいうなら、お米、羊羹、あげ、焼き鳥、などですね。

 

 

 

 

野菜に関してみると、実は、福井の近隣の県は、野菜の特産化にとても力を入れているんです。

 

石川県はぶどう、トマト、小松菜、そして、ブランドである加賀野菜。

 

岐阜県は中部地方における野菜生産のかなめ。ほうれん草、柿、大根、トマトなど、なんでもござれ。

 

滋賀県も、近江野菜として独自のブランドを銘打って、近郊野菜の消費拡大に取り組んでいます。

 

京都は、泣く子も喜ぶ京野菜。独自の品種と農法により、その地位を確固たるものにしています。

 

 

 

これらの県の数字をみてみると、得意としている特産物ほど、一般家庭の購入額が多い傾向にあるのです。

 

 

 

 

では、福井の特産品の野菜は、なんでしょう……?

 

さきほど、軒並み野菜は低いと申しましたが、たったひとつだけ、全国一位の購入額の野菜があるんです。

 

何かわかりますか?

 

 

 

そうです。福井県民ならみんな大好き、さといもです。

大野の特産品、上庄さといものおかげで、里芋の購入額は福井は全国一位です。全国平均の約二倍購入しています。

 

 

 

私は、ここに、野菜不足を解消するヒントがあるんじゃないかと思っているんです。

 

全国の特産品は、美味しいから、特産品になったんですよね。

 

みんなが買うから、特産品になって、特産品だから、みんなが美味しいと思って買う。

 

こういう、いい循環にこそ、活路があると思っています。

 

 

 

 

野菜を食べるのって、ある意味つらいですよね。めんどくさいし、食べにくいものもあるし。

 

でも、美味しいものを食べるのって、すごく楽しいですよね!

 

ただの里芋には興味がないけれど、

 

「全国一美味しい里芋で、京都の有名な料亭が取り寄せており、各界の著名人の舌を唸らせている」

 

という里芋があったとしたら、なんか食べてみる気になりませんか?

 

「高級料亭で食べたらウン千円だけど、自分で買ってきて料理したら数百円」

 

という里芋があったとしたら、作ってみる気になってきませんか?

 

 

 

 

義務として、無理やり野菜を食べるんじゃ美味しくないです。

 

「美味しいものを食べていたら、いつの間にか健康も手に入れていた」

 

こういうのがいいと思うんです。

 

 

 

 

福井には、実は、とても美味しい野菜がたくさんあります。

 

でも、残念ながら、まだまだ知られていません。

 

上に挙げた、「みんなに美味しく食べてもらって、特産品にして、それをまた多くの人に知ってもらって…」

 

という、ループに乗せようと、農家さんや八百屋さんは頑張っています。

 

 

この流れに、野菜不足を感じているひとほど、乗っかって欲しいと思っています。

 

みんなで美味しい野菜を食べて、みんなで健康になって、みんなで地域を活性化させて。

 

こうして盛り上がれたら、すごくいいことだと思うのです。

 

 

 

 

八百屋テクテクとしましては、美味しい野菜の情報などは、

 

こちらのコラムや、当店のSNSなどで日々ご紹介していきますので、

 

ぜひチェックしていただいて、ピーンとくるものがありましたら、ぜひ食べてみてください!

 

もしかしたら、アナタのそのひとつの動作が、ひとつの料理が、

 

福井県民の健康と、地域の発展に、大きく寄与することになるかもしれませんよ。

 

お店情報
店名
八百屋テクテク
住所
〒919-0465 福井県坂井市 春江町江留上新町3ホープテラスA
営業時間
土曜日・日曜日 10:00~19:00
情報提供
八百屋テクテク
https://www.facebook.com/yaoyatekuteku

その他のおすすめ記事