どうも。八百屋テクテクです。
突然ですが、ハンバーガーって究極のメニューだと思うんです。
肉の旨味、野菜のフレッシュさ、
とろけたチーズの芳醇な甘みと香り。
食材を引き立てる、酸味のきいたソース。
それらを全部パンで包み込んで、一気に食べる。
口の中ですべてが混ざり合って、
ん~ベリーグッ!!!
とハンバーガーを食べているときだけは、テンションの高いアメリカ人になっちゃいますよね。
肉が美味しいのは脂分ですが、脂の乗った霜降りの肉って、単体ではそんなに食べられないですよね。
また、生野菜だけ、っていうのもちょっとアレです。
パンだって、何か主役がないと寂しいですよね。
でも、この三役が一体となった時、知っての通りすごく美味しくなります。
1+1+1は無限大です。
毛利元就の三本の矢です。
あぁ人類は、なんというものを発明してしまったのでしょうか。
さあ、美味しいハンバーガーを ぜひ家庭で作ってみましょう。
えっ、食べに行くからいい、ですって?
そんなこと言わずに……家庭で作ったほうが、絶対に美味しいですよ!
まず、野菜を用意します。
レタス、トマト、レモン、たまねぎ、ピーマン……
まあ正直、なんでもいいです笑
なるべくその時期に合った、生で食べられる美味しい野菜を用意してください。
わからない場合は、ぜひ八百屋さんに訊いてくださいね!
私は八百屋さんなので、個人的には一番ここに拘ってほしいです。
美味しくない野菜をハンバーガーに入れることほど 罪深いことはありません。
野菜が美味しくないハンバーガーは、そんなに美味しくありません。
ただの、肉と野菜を挟んだパンに成り下がってしまうのです。
以前、評判のいいハンバーガー屋さんを見つけまして、実際にいってみたところ、感動するぐらい美味しかったんです。
それから数か月後、あの感動をもう一度ということで、再びお店にいって注文しました。
いただきまーす!とパクついたところ、ぼくと妻は同時に「……」と顔を見合わせてしまいました。
あまり美味しくなかったからです。
よく観察すると、前回食べたものと全く同じ野菜がハンバーガーの中に入っていたんです。
前回食べたときは、それらの野菜がドンピシャで旬だったのです。 そして、その次に食べたときは、旬を外れてしまっていた、というわけなのです。
インターネットでそのお店のレビューを検索すると、「すごく美味しい!」という意見と同じぐらい、「言うほどかなぁ」という意見が並んでいました。
前者は旬に、後者はそれ以外の時期に来店したのでしょう。
そしてハンバーグを用意します。
ミンチ肉から作ってもいいんですけど、ぜひお肉屋さんの手作りハンバーグを使ってみてください。
個人でやっているお肉屋さんなどでは、手作りハンバーグを作っているところもあります。
そのハンバーグは、高級霜降り肉などをさばいた時に出た脂を混ぜこんでいることもあるのです。
普通のミンチ肉を買って作ったのでは、絶対に味わえない、採算度外視の、高級なハンバーグである可能性があるのです。
※絶対ではありません!ごめんなさい!
もちろんそんな表示をしていないので、外からはわかりません!
ぜひ、いろんなお肉屋さんを巡ってもらって、美味しいハンバーグにたどり着いてください。
そしてソース。
私が参考にしているのは、マクドナルドのビックマックソースです。
さすが世界的に有名なハンバーガーショップなだけあって、完璧なソースを作っています。
このソースを家庭で作っちゃいましょう。
必要な材料は、マヨネーズ、ピクルス、レモンです。
ピクルスはきゅうりや大根、玉ねぎなどお好みの野菜をお酢と砂糖に漬けて作りましょう。
マヨネーズ3に対して細かく刻んだピクルス1、レモン1の割合が理想ですが、ピクルス多めでも大丈夫です。
シャバシャバにならないよう、お好みで調節してください。
最後に、それを包むパンですが、正直なところ、それほど高級でなくても大丈夫です。
高級なパンのほうが美味しいという意見もありますが、私はどちらかといえばスーパーさんで手に入るお手頃なパンを使っています。
柔らかいし、お肉の脂を上手にリセットしてくれます。
パンはお好みのやつを使ってください。
この時の1個あたりのハンバーガー材料代はハンバーグ150円、パン50円 トマト20円 レタス10円 ピーマン5円 レモン30円 その他20円 合計285円です。
これなら、値段を気にせず何個でも食べられますね!
ぜひ、美味しいハンバーガーを自作して、食べてくださいね!
(この記事は、2019年3月に掲載された記事の転載です)