「孤独を生きる言葉」
「暮らしの手帖」元編集長、松浦 弥太郎さんの『孤独を生きる言葉』を紹介します。
一人でいる時やコミュニケーションがうまくいかなかった時、どうしようか迷った時など、
背中を押してくれるような心にしみる150の言葉たち。
タイトルに反して明るくPOPな装丁で思わず手に取り、
「そういう風に考えればいいんだ」と心に訴えかけながら一気に読んでしまいました。
たとえば、「いちばんの先生」は日々、出会う人たち。という言葉。
読書や仕事で学ぶことはできるけれど、いちばんの先生は「毎日出会う人たち」。
すぐれた人だけでなく、不愉快な人も風変わりな人も、
出会う人は誰もがみな先生、と松浦さんは教えてくれます。
物事の見かたや考えかたが変わり、気持ちが楽になる1冊です。
ぜひ、手に取って読んでみてください。
著者 松浦 弥太郎
発行者 小野寺 優
発行所 株式会社河出書房新社
発行日 2017/12/30