【八百屋さんのバーベキューとは??】
こんにちは。八百屋テクテクです。
先日、お友達とバーベキューしてきました。
バーベキューに八百屋さんが加わると、
具材が野菜だらけになります笑。
さて、
バーベキューをしたことのある方なら、
野菜をコゲコゲに焦がしてしまう
という経験をしたことがあると思います。
いや、もしかすると、
バーベキューをするたびに、
野菜をコゲコゲにしてしまう
なんて方もいると思います。
そして仕方なく、炭になった部分を食べる……。
文字通り、
苦い経験をしたことがあるんじゃないかな
と思います。
今回はそんなアナタに、
八百屋さん直伝の
野菜が美味しく食べられるバーベキューのコツ
をお教えいたします!
★直火は厳禁!
野菜は、肉と違って、すぐ焦げます。
なので、直火にかけてはいけません。
なかなか火が通らないからといって、
火の強いところに野菜をおいてもダメです。
表面だけが黒焦げになって、中はしっかり生、
なんて悲惨なことになります。
バーベキューにおける、
野菜を美味しくするコツは、
焼くことで野菜の余計な水分を飛ばすことです。
水分をある程度飛ばすことで、
しっかり甘みが出た状態が、
美味しい焼き野菜なのです。
直接火にかけてしまうと、
今度は全部水分が飛んでしまいます。
その結果、
パッサパッサの、コゲコゲの野菜
が出来上がってしまうわけです。
なので、直火は厳禁です。
まず野菜を置く位置は、
火が直接かからない場所。
そこで野菜をじりじり焼いて、
表面に薄く焼き色がついたら完成です。
少し焼き色が付いたらそれでOK。
焦げないうちに食べちゃうようにしましょう。
★↑ちょっと要求が高い!
野菜ごときにそんなに気にしていられない、って方に。
お肉との兼ね合いもありますから、
野菜にそんなに構ってられない
っていう気持ちもよくわかります。
実は、キノコ類とイモ類以外は
野菜は生で食べられます。
なので、コゲコゲにしてしまうぐらいなら
半生ぐらいで美味しくいただいちゃいましょう。
野菜は、ある程度火が通ったかな~ってぐらいで
食べちゃってOKです。
逆に言えば、火をあまり通さないで食べることを考えて、
火がすぐ通るように薄切りにする、
肉を切る包丁と、野菜を切る包丁を別々にしておく、
などの段取りも必要になってきますね。
★お肉と一緒に焼かない!
よくあるのが、
お肉と野菜が刺さった、串タイプのやつ。
すごく絵になるやつ、ありますよね。
これぞバーベキュー!って感じのやつですが、
あれは
「お肉と野菜を美味しく食べたい」
という人には、あまりおすすめできないんです。
当然ですが、
お肉に火が通る時間と、
野菜に火が通る時間とでは
差があります。
なので、お肉優先で火を通してしまうと
野菜が丸焦げになってしまいます。
お肉と野菜が串になってるやつは、
いかにもバーベキューという感じでテンションはあがりますが、
そこは見た目優先か味優先かで
それぞれ判断していただければと思います。
★イモ類とキノコ類はホイルで!
イモ類とキノコ類は、
生で食べるとお腹がいたくなります(笑)
ちゃんと火を通すことが大事なんです。
そこでオススメなのが、ホイル焼きです。
イモやキノコは
バターと一緒にホイルでくるんで、
火にかけておきましょう。
キノコは10分ほどで、イモは1時間ほど。
勝手に超美味しいバター焼きが出来上がります。
イモにそんなに待ってられない!
って方は、
イモを小さくするか、あらかじめ下茹でしておくといいでしょう。
★とうもろこしは、薄皮をつけたまま!
とうもろこしは、全部剥かずに、
薄皮数枚を残して火にかけることをお勧めします。
全部皮をむいてから火にかけると、
ジューシーさがなくなってしまうからです。
薄皮数枚を残すことで、
中でとうもろこしが蒸し焼きになってくれます。
薄皮が焦げる頃には、
中がいい感じで仕上がっていますよ。
いかがでしたか?
以上のことを守ってもらえれば、
アナタは、バーベキューマスターです!
集まってくれた人に
「なんてすごいんだ!」「君は天才だ!」
と絶賛され、褒めたたえられ、
その結果、
暑い中、ずっと火の番をさせられている羽目
になっちゃうかもしれませんね(笑)
みなさんせっかく集まったのですから、
美味しいものを美味しく食べて喜んでもらうために、
ぜひ頑張っていただきたいと思います。