はじめまして片山享と申します。
福井県鯖江市出身で、この度、鯖江の地場産業である「織物産業」と「越前漆器」をテーマにした「つむぐ」「未来の唄」という2本の映画を撮らせていただきました。
大学入学をきっかけに上京しまして、大学卒業後から役者として活動。
そして、2017年からは映画監督としても活動させていただいております。
今まで映画を何本か撮らせていただきましたが、そのほとんどが福井県を舞台にした映画です。
やはり自分が描きたいものは故郷に詰まっているのだなと思っています。
さて、今回撮った鯖江を舞台にした2本の映画は、地場産業をテーマにしているのですが、
僕の中では、また別のテーマが存在します。
それは「受け継がれる」ということです。
「つむぐ」「未来の唄」ともに家族の物語です。
そして、職人の物語です。
職人とは、技術を、継承を繰り返し、その産業を残していく人たちです。
しかし、継承してきたものは技術だけではないと思っています。
「人となり」「思いやり」を継承しなければ、技術を継承するなんて無理だと思うからです。
それは、僕が実際に見てきた光景でもあります。
そんな鯖江という街、人を描きました。
是非観に来ていただきたいです。
3月28日(土)~ 4月3日(金)
福井メトロ劇場さんにて
拙作「轟音」も同時上映になります
https://twitter.com/katayamaryo