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【特集】くらしくふくいコラボ企画 × 学生による「企業で活きる女性に本音インタビュー!!」第2弾!

株式会社しばなかの社員「内山 明子さん」にお話を聞かせて頂きます。

そして、特別ゲストとして、社長の中村 潤一さんがいらっしゃって下さいました。 よろしくお願いします!

 

 

-早速ですが、内山さんはエクステリアプランナーという珍しいお仕事をされていますが動機は?

 

(内山) もともと、お花が好きで「好きな植物で仕事をしたい」と思ったことが、この仕事に就くきっかけです。当時はネットなんて便利なものも無く、電話帳片手に片っ端から電話をかけて、受け入れてくれたのが「しばなか」でした。

 

 -電話帳から探して、自身を売り込んで、就職って凄いですね。ただの「好き」では、なかなできませんよ。かなりの強い意志が必要ですよね。

 

 (内山) たしかに、盲目的に探していましたが、好きだけでは生活できないとういリアルも分かっていたので、個人経営ではなく株式会社を選んでいましたよ。おかげで、10年以上勤めることができています。

エクステリアと聞くとお洒落な感じを受けますが、私が入社したころはお庭や公園の手入れ等がメインの仕事のため、毎日おばちゃんと一緒に草むしりをしていましたね(笑)

 

-そうなんですか!?ひたすら草むしりをしていたとはびっくりです。

 

(内山) そうでしょう(笑)でも、私自身は全然苦じゃなかったよ。今は会社の雰囲気もとてもアットホームで、居心地が良くて自分に合っていますし、何より好きなことができる!それに、植物好きに悪い人はいないって聞きますしね(笑)

 

(中村社長) まあ、転職しなかったら40年くらい同じ会社で働くことになるしね。やっぱり働く上では如何に自分に合ってるかっていうことが、一番大事じゃないかな。

 

   

 

-そうですよね。やはり私たち学生の身からしても、働きがいや社内の雰囲気を重視します。ピリピリと張りつめているより、和気藹々と楽しく仕事したいですから。

-最近、働き方改革が注目されていますが、しばなかさんでは何か制度や取り組みがあったりしますか。

 

(内山) フレックスタイム制度があるので助かっています。子供を抱える母親にとって「朝」は戦争ですが、一時間遅れて出社など融通が利くのでとても有難いです。 会社内でもgive&takeで他の人たちと、サポートし合っています。家庭の用事で休むことも快くOKしてもらえるので、他の社員さんに助けて貰ったら、その分次頑張ろうと思えます(笑) 

 

-社員同士、良い関係を築いていらっしゃいますね。

 

(中村社長) 仕事をしている人にとって、家庭と仕事の時間の調整は大事だよね。

昔は、男性が稼いで、女性が家庭を守る・・が一般的だったけど、今は変わってきているよ。 先日、男性社員が「子供を保育園に迎えに行かないといけない。これを認めてくれないと僕は辞めないといけなくなる・・・」と訴えてきてね。会社としても対応しないといけない現実を突き付けられて、お迎えのための外出を認めました。

始めはどうなることかと思ったけど、子供を迎えに行った後戻ってきて、その分仕事してくれるし、思ったより支障はないよ。世の中の流れとして、男性も子育てに協力していくことは、どんどん増えていくだろうし、そこに男性女性は無くなっていくのだろうね。

 

-社員の方1人1人にライフスタイルがあって、それに合わせていく会社の柔軟性。簡単にできることではないと思いますが・・・・。

 

(中村社長) 失礼だけど、新入社員なら「はい。どうぞ」と引き止めはしなかったと思う。会社にとって一番の損失は、知識も経験もある社員が辞めることだからね。優秀な人材をいかに確保するかと考えたら、小さな拘りを捨てる方が得策だったんだよ。

 

-(苦笑)・・・精進します。さて、仕事と家庭との両立で、不安に感じる事はありますか?

 

(内山) 私には12歳と3歳の子供がいます。 やはり、子供との時間が中々取れなくて、申し訳ないって気持ちがありますね。

 

-そうですよね。お子さんの事が一番心配になりますよね。

時間が無い中で、お子さんとのコミュニケーションにおいて、気をつけていることはありますか?

 

(内山) 自分で「一日、子供と一緒に遊ぶ日」を決めて、その日は子供のためだけに過ごしています。

常は難しいけど、その日は力いっぱい一緒にはしゃぎますよ(笑)子供がスポ小で野球をしているので、今はそれに夢中です。

それに、仕事をしていて悪いことばかりでは無くて・・・。 雑誌に自分が手がけた庭が掲載されると、それを子供が見て「これ、お母さんが作ったお庭だよね。凄いね。」と喜んでくれます。子供なりに、親の仕事を理解してくれていると感じますね。その子供の喜びが、仕事への最大の励みになっています。

 

-子育てをしていく中で、不安は多々あると思いますが、子供が生きがいとなって、仕事も頑張れるのは素晴らしいことだと思います。

本日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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