はじめまして。福井市にあります「きもの もたはん」の酒井康輔です。
僕で4代目となるお店で、「もたはん」というのは初代・茂太郎(もたろう)が
地域の人に「もたはんけの~(福井弁で「もたはんか?)」と呼ばれていた愛称を店名にしました。
僕は大人になるまで、呉服屋に生まれながらほとんど着物を着たことがありませんでした。
それが逆によかったのか、今自然と着物が着られるようになっています。
今、着物は、婚礼品などのお道具的な役割から
ファッションとして日常で楽しみたいという人が増えてきています。
ただ、それには着方や、扱い方など分からない事が沢山あります。
昔は呉服屋さんというと「着物を売る」のがメインの仕事だったかもしれませんが
今は時代も変わって呉服屋の役割も変わってきています。
僕は呉服屋の役割は「着物と着たい人をつなぐお手伝い」だと思っています。
着方教室だったり、持ってる着物のお直しだったり、そもそも着物が何か教えたり…
そもそも敷居が高くて入りにくい呉服屋さん(僕も入れないw)。
それを、まちに寄り添える呉服屋さんにしていけたらと思っています。
これから少しずつ、着物の事を「くらしく」さんでお伝えできればと思っておりますので
宜しくお願い致します。
きもの もたはん
酒井 康輔