はじめまして。
昨年より春江町にて「あおほし食堂」という小さな食堂を営んでおります。
この度ご縁をいただき、こちらでコラムを書かせていただくことになりました。
コラムといってもたいしたことは書けませんが・・・
旬のお野菜を使った簡単なレシピをご紹介していこうと思っています。
気まぐれの更新になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、こちらで紹介させていただくおかずは、
すべて当店の献立としてお客様にお出ししているものです。
気に入られたらぜひ店にも足を運んでくださいね♪
また実際に食べてレシピが気になったら、こちらへの掲載リクエストも賜ります♪
ではさっそく!
今日は旬のトマトを使ったおかずを紹介します。
梅雨が明けて夏本番!!!
太陽の下で真っ赤に実ったトマトは、目で見ても食べても元気がでますよね。
でも、いざトマトを目の前にすると、
ただ冷やして切って食べるだけ・・・といった方も多いのではないでしょうか?
もったいない!!
トマトは油との相性がよく、炒め物に入れてもおいしいんですよ。
ニラとトマトをゴマ油で炒めて卵でとじればおいしい一品できあがり♪
また味噌汁の具としても大活躍!
福井の特産越のルビーは程よい酸味があり、味噌との相性バッチリです。
4~6分の1にカットして、さっと炒めたものを味噌汁に入れてみてください♪
トマトの他になすやオクラなどの夏野菜と豚肉を入れた豚汁もおいしいですよ。
最後に生姜の千切りを乗せれば、夏バテ予防にもぴったり。
そして紹介させていただくのは、トマトが主役のおかず「トマトの煮びたし」です。
【トマトの煮びたしの作り方】
①トマトを常温に戻す。
(トマトは常温で保存しておくと追熟されて赤みと甘さが増します!冷えていると②の湯むきが綺麗にできないので、冷やさずに置いておくのをおすすめします)
②トマトを湯むきする。ヘタと反対のおしりに包丁で浅く十字に切り込みを入れ、熱湯につける。
切り込みから皮がペロンとめくれてきたら、お玉などですくって冷水につける。
ヘタの際まで手で優しく皮を剥く。(ヘタを取ると煮崩れしやすくなります。) やけどに注意!
③鍋でだしを温め、酒・みりん・塩・醤油(あれば薄口)で味をととのえる。
薄めためんつゆや、白だしを使ってもOK。お好みの味付けにしてください。ト
マトがしっかり浸るくらいの量が目安です。
④ ③のだしに②の湯むきトマトを入れ、湧いてきたら弱火で10分ほど煮る。
完成♪
火を止めてしばらく置くと味が染みておいしくなります!
湯むきしたトマトをだしに浸すだけのレシピもありますが、少し煮込んだほうが味が染みるのと、トマトの青臭さが抜ける気がします。
酒が蒸発するときに青臭さを連れて行ってくれるのだと思います!
使うトマトは中玉サイズをおすすめします。
今の時期ですと5~6個入りの袋や箱入りで200~300円程度で売っていますよ。
ご家庭の畑で採れるという方も多いかもしれませんね。
トマトの甘味よりもだしの味が勝つので、甘さの弱いトマトでもおいしくなります。
夏はそのまま一晩冷蔵庫で冷やすと、暑い日もさっぱりのおかずになります。
もちろん、冬は温かいままでもおいしく召し上がっていただけます。
濃いめの味付けに大根おろしや大葉を添えたり、酢を加えてもいいですね。
薄味にして塩とオリーブオイルと黒こしょうで洋風に仕上げたり、いろいろなアレンジができますよ。
トマトは夏バテ予防にも、美容にも効く栄養がたっぷり。
おいしく食べてくださいね。
次回はとうもろこしご飯のレシピを紹介予定です♪