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【特集】ママと赤ちゃんを優しくつなぐ、 ベビーマッサージに魅せられて。

プロフィール

井口泰子(ママ&ベビー教室 ふわり+主宰)

福井市出身。短大卒業後、保育士として働く。
第四子出産後にRTA認定ベビーマッサージの資格を取得し、開業。
離乳食アドバイザー、インナービューティーアドバイザーの資格も持ち、福井のママと赤ちゃんたちをトータルにサポートしている。

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 ――井口さんは四人のお子さんを育てながら、ベビーマッサージの教室を主宰されていると伺っています。たとえ子供が一人であっても、女性にとって「子育て」と「自分らしく働くこと」の両立は決して簡単ではないと思うのですが、四人となると……正直想像を超えてしまっていて(笑)。いったいどうやって実現されているのでしょうか。

 

 忙しくなくはないと思います(笑)。ただ、企業で働くのとは全然違うので、だからこそ実現できているんでしょうね。

 

――もともとは保育士さんだったんですよね。

 

はい。第一子の出産までは保育士として働いていました。ベビーマッサージに出会ったのは第三子がまだ赤ちゃんだった頃。地域の子育てサークルで受けてみたベビーマッサージ教室が思いのほか楽しくて、リフレッシュになったんです。しかも終わった後に子供がぐっすり眠ってくれたのにもびっくりして。「あ、これだ!」とピンときたんですよね。もともと自分で資格をとってそれを軸に仕事をしていきたいという気持ちがあったので、すぐに資格の情報を調べて勉強を始めました。思い返せば当時は、復職して保育士として働きながら、三人の子育てをして、資格の勉強もして……と、結構ハードだったと思います。でも結局第四子の妊娠がわかったので、いったん保育士の仕事を辞めて、子育てと資格取得に専念しました。

 

 

――保育士を辞めたとしても、三人の子育てと資格の勉強ってすごく大変ではないかと。そこまでしてベビーマッサージに惹かれた理由はなんだったのでしょうか。

 

子育ても三人目でしたし、ましてや保育士でしたから、傍から見れば「育児のベテラン」のように思われるかもしれませんが、本当は人一倍子育てに悩んでいたんですよね。そんな中で出会ったのがベビーマッサージでした。「赤ちゃんとのこんなスキンシップがあったんだ!」という目からウロコの発見がたくさんあり、自分の悩みが解消されていくと同時に、これをぜひ他の人にも広めたいという思いに動かされました。資格の勉強自体は、自分のライフスタイルに合わせて進められるのでそんなに困難ではありませんでした。たとえば私は担当講師の方が自宅まで来て教えてくださったので、赤ちゃんがいてもまったく問題なく勉強を進められました。最終的に資格がとれたのは第四子が生後10カ月のとき。そこから晴れて開業となりました。

 

 

 

――なるほど。自分のペースで進められたということなんですね。

 

はい。開業してからもそれは同じで、学校や保育園の行事があるときは仕事を入れないようにしています。そうじゃないと、続かないですからね。あと、土日に教室を開くときは、中学一年になる長女が受付や資料配布、CDの曲出しなど、いろいろと手伝いに入ってくれるので助かっています。私の仕事の内容ややり方、働く姿を子供に見せることができるのも大きなメリットだなと感じます。

 

 

――それはすごくいいですね。親が一生懸命に働く姿を見せるのは、子供にとって何よりの良い影響を与えるでしょうし、職業観も身につくように思います。最後に、福井で働く女性たちに、何かメッセージをお願いできますか。

 

 仕事も家事も子育ても、頑張りすぎずにうまく気分転換しながら進めていくことが大事なのではないかなと思います。私も休日は家族みんなで公園に行ったり買い物に行ったり、いろんなことをすることでリフレッシュしています。日々の出来事一つ一つを楽しむ気持ちでやっていけば、いつの間にか乗り越えていけることもたくさんあるのではないでしょうか。もし子育てに何か悩みがあったり、他のママとも話してみたいなと思われたら、ぜひベビーマッサージを体験しに来てくださいね。「教室」と思わず、「ちょっとリフレッシュしに行こう!」という気持ちで来てくれればうれしいです。

 

――保育士で、四児の母である井口さんが教えるベビーマッサージ、がぜん興味がわいてきました。そして何より、自分がワクワクできる仕事に出会い、自分のペースで続けていけば、自然と「自分らしい働き方」や「自分らしい人生」につながっていくんだなと感じました。今日は本当にありがとうございました!

 

【教室の案内はこちらから】

https://profile.ameba.jp/ameba/4yuu-mama

 

 

 

(取材・執筆 吉田郁)    

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